みずいろランド

埼玉県在住、映画好き母+コーヒー好き父+電車好き小3男子の3人家族。試行錯誤の子育て記録&情報を中心に。

映画「町田くんの世界」を見て欲しい!ほっこり優しい気持ちになれておすすめ

こんにちは。みずいろ母のエリです。

映画(特に邦画)が大好きな私。実は、今年に入って20本以上鑑賞しているのですが、なかなかブログに書く時間が取れず。でも、この映画は絶対におすすめしたいと思ったので、もし少しでも興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。

 

映画「町田くんの世界」について

 

この映画は2015年4月号から2018年5月号まで「別冊マーガレット」に連載された「町田くんの世界」という安藤ゆきさん作の漫画が原作。

 

町田くんの世界 コミック 全7巻セット

町田くんの世界 コミック 全7巻セット

 

 

監督は「舟を編む」や「ぼくたちの家族」「夜空はいつでも最高密度の青色だ」などの石井裕也氏。漫画の実写化でしかも青春もの!?と、かなり意外で、あんまり期待しないで鑑賞したのですが、いやはやこれがとってもピュアでかわいくて、優しい涙で心が洗われるような素敵な作品で、大好きになってしまいました。

 

あらすじ

 

勉強も運動も苦手で要領が悪くて、見た目も地味な高校生の町田くん。でも、彼は困っている人を見ると放っておけず、自然と優しくしてしまう善意の塊のような男の子で、後輩に秘かに“キリスト”と呼ばれるほど。ある日、分かりやすく心を閉ざしているクラスメイトの猪原さんと交流が生まれ、猪原さんは心を開き始め、町田くんにも分からない感情が芽生えて…という、簡単に言うと心温まるとってもピュアなラブストーリーです^^

 

おすすめポイント

 

初々しさ抜群!主演の大型新人2人がイイ!

 

町田くんと猪原さんを演じるのは、ほとんど演技経験のない新人の細田佳央太(かなた)くんと関水渚さん。よく見たら、今風イケメンと正統派美少女のお二人だけど、映画の中では“ほんわか地味な普通の子”と、“ちょっとずれてて痛いところのある、美人だけど惜しい子”。映画の中で全力でぶつかり合う2人は、きっと現実でも初めての経験にドキドキしながらアップアップになりながら、それでも食らいついてがむしゃらな時間を過ごしたんだと思う。その必死感が映画の中の町田くんと猪原さんに乗り移って、観ているのが恥ずかしくなるくらい初々しくて、自分が汚く思えるくらいにピュア。正直、最初はちょっと入り込めなかったのだけど、どんどん馴染んで行って、馴染むほどに自分が浄化されたような気がしてきて、涙が出る頃には洗濯完了!みたいな感じでスッキリさっぱり気持ちがいい。

 

理想通りに生きられない。それを体現しているアラサ―高校生がイイ!

 

主演の2人のピュアさを引き立たせているのが、脇を固めるピュアとは言い難い高校生たち^^;世の中や人の気持ちを斜に構えてとにかく冷静に客観的に分析する前田敦子、モデルもやっていて学校一の人気者、でも屈折した感情を持つ氷室を演じる岩田剛典、そして、氷室の元カノで女の武器を使いまくるさくらを演じる高畑充希などはそれぞれ27歳・30歳・27歳のアラサ―なのだけど、ちゃんと高校生に見えたし、それでいて、きっと本当の高校生には出せないいい意味の渋みや淀み(笑)が。

先ほど、主演の2人のピュアさがイイとは言ったけれど、ただただひたすらにピュアなものを見せられても自分の汚れが目立つだけで、もしかしたら良さに気付く前に胸やけを起こしてしまったかもしれない。“若者の”“青春の”話で終わっていたかもしれない。けれど、思い通りにはいかなかない現実や、人の狡さや小賢しさも描いているから共感できるし、2人が際立つし、素直に2人を応援できる。って、書きながら自分の心の小ささに気づいて愕然としているけれど^^;

そして、アラサ―一歩手前の26歳だけど、私の大好きな太賀も高校生でした。恋をして大人になるちょっとコミカルでカッコ悪い高校生だったけど、彼も最高にカッコ良かったなー。

 

映画を観て考えたこと

 

理想と現実は違う!?でも、それを決めるのは自分

 

また、理想と現実のギャップを分かりやすく体現しているのが池松壮亮演じる吉高という人物。理想はある。でも、生活もある。生活のために理想を捨てて、不本意なことを受け入れなければならない現実。と、思っていた吉高だけれど、本当はどこに折り合いをつけるかがその人の“生き方”であり、“その人自身”。吉高の葛藤は、大人ならきっと多くの人が感じていることで、映画を観ながら一緒に葛藤&共感。多くの人にとって、思ったように生きるのは難しいのかもしれないけれど、理想を掲げ、それに近づく努力をし続けることでしか、望んだ未来・生き方・なりたい自分は手に入らないのだから、やっぱり諦めてはいけないのだと改めて思った次第です。

 

町田くんはどこにいる?探してみた

 

回りの人を巻き込んで、癒し、優しくしていく町田くん。あんな子が近くにいたらいいな♡と思うけれど、残念ながら町田くんはきっと実在しない。町田くんは“できればそうしたい”という誰にでもある良心を集めて、見える化した存在なんだと思う。“できればそうしたい”んだから、そうすればいいのだけど、いろいろあってできないこと。それをみんなが少しずつでもしていけば、世の中はもっと優しくなって、みんなが少しずつ生きやすくなって、余裕ができて、もっと優しくできるようになって素敵になる。そうだ、優しくなろう♡ということで、この映画を観た人の人数分、世の中は優しくなったはず!そして、優しい気持ちでいることは自分をも癒して気分がいいのです。ということで、この映画、久々にもう1回観たい!(観れるかどうかは微妙ですが)

 

この作品の評価について

 

賛否両論あると思う。でも…

 

この映画、映画サイトなどの評価を見ると決して高くありません。いやもう、本当に、私からしたら低すぎない?って思ってしまうほど^^;俳優さんは豪華だし、それぞれのキャラクターも魅力的。ストーリーもおもしろいし、共感できて考えさせられて平井堅の主題歌もイイ!だけど、大きく評価を落としているのは特に終盤の設定が受け入れられるか否か…というところが大きいのではないかと思います。うん…、それも分からないわけではないのだけど…私は全然アリ!ネタバレはしたくないので、気になった方は劇場へ!

そして、評価が低いからと迷っている方がいるならば、ご自身の目で確かめてきてほしいなぁー。

 

ということで、久々に熱弁。映画はたくさん観ていますが、何度も繰り返し観たくなる映画にはそうそう出会えません。この映画は確実にまた観ることになるでしょう。“最近、ちょっと余裕がないな”“私、なんだか優しくないなー”と感じている人は、この映画でぜひ気分転換してみてください。きっと幸せな感情に包まれて、嫌な自分をリセットできると思いますよ^^以上、映画大好きみずいろ母のエリでした。


映画『町田くんの世界』本予告【HD】2019年6月7日(金)公開